『VIVANT2』第17話では、野崎のダブルエージェント発覚、公安内部のシンシースパイ、別班員5名の救出作戦など、物語が一気に動きました。
その中でも意外な重要人物として浮上したのが、ジャミーンです。
乃木は佐野に、ジャミーンには「人の善悪がわかる」という秘密があることを明かします。
しかも乃木はすでに、その力を利用して公安内部を調査。
ジャミーンが反応した鈴木を調べた結果、鈴木がシンシーのスパイだったことが判明しました。
一方、同じように反応した和久井はシンシーとは無関係でしたが、妻へ日常的なDVを繰り返していたことが分かっています。
つまりジャミーンは、「敵か味方か」ではなく、人間の中にある悪意そのものを感じ取っている可能性が高くなりました。
では、そんなジャミーンをシンシーが知ったらどうなるのでしょうか。
この記事では、
シンシーの狙いはジャミーンなのか?
第17話の伏線をもとに考察します。
結論|ジャミーンはシンシーにとって最大級の脅威になり得る
結論からいうと、現時点で「シンシーが最初からジャミーンを狙っていた」と断定できる材料はありません。
現在シンシーが欲しがっているのは、
テントの情報。
別班の情報。
核融合発電技術につながる情報。
だと考えられます。
しかし第17話によって、ジャミーンがシンシーのスパイを見抜くきっかけになったことが明らかになりました。
これはシンシーにとって非常に危険です。
なぜならシンシーの最大の武器は、
組織内部へ人間を潜り込ませる情報工作
だからです。
そのスパイを見抜いてしまうジャミーンは、
シンシーにとって放置できない存在になり得ます。
佐野は神田明神で柚木を見ていた
第17話では、
神田明神を参拝する柚木を、
佐野が離れた場所から見ていた
描写もありました。
一見すると、
「佐野は怪しいのでは?」
とも見えます。
ところが乃木はその後、佐野を自宅に招きます。
さらに、
ジャミーンには人の善悪がわかる
という非常に重要な秘密まで打ち明けました。
なぜ乃木は佐野をそこまで信用したのでしょうか。
答えは、すでに確認していたからです。
ジャミーンは佐野を「大丈夫」と判断していた
乃木は事前に、
佐野の写真をジャミーンへ見せていました。
その結果、
ジャミーンは特に警戒する反応を見せなかった。
つまり乃木の中では、
佐野は信用できる人物
という判断ができていたのでしょう。
この情報によって、
神田明神で佐野が柚木を見ていた場面も、
監視ではなく、
警護や状況確認だった可能性
が高まります。
ジャミーンが反応した鈴木と和久井
さらに乃木は、
公安の鈴木と和久井の写真もジャミーンへ見せています。
するとジャミーンは、
二人の写真に反応しました。
乃木はこれを受け、
二人について調査を開始します。
その結果、
鈴木は、
シンシーのスパイ
だったことが判明。
一方の和久井は、
シンシーとは無関係でした。
しかし、
妻へ日常的にDVを繰り返していた
ことが分かります。
この結果は、ジャミーンの能力を考えるうえで非常に重要です。
ジャミーンは「スパイ」を見抜くのではない
鈴木だけなら、
「ジャミーンは敵を見抜いた」
とも考えられます。
しかし和久井にも反応しています。
和久井はシンシーのスパイではありません。
それでも、
家庭内で暴力を振るっていた。
つまりジャミーンが感じ取っているのは、
組織。
所属。
国家。
ではなく、
その人間の中にある悪意や危険性
なのでしょう。
これなら、
「人の善悪がわかる」
というジャミーンの設定にも一致します。
シンシーにとってジャミーンは天敵
ここから、
「シンシーの狙いはジャミーン?」
という疑問につながります。
シンシーは、
公安内部に鈴木を送り込んでいました。
つまり潜入工作をかなり以前から行っていたと考えられます。
しかし乃木は、
ジャミーンの反応をきっかけに鈴木を発見した。
もしシンシーがこの事実を知れば、
ジャミーンは非常に危険な存在です。
シンシーが何年もかけて潜入させたスパイでも、
写真一枚で疑われる可能性がある。
これは諜報組織にとって、
最悪の能力
ともいえます。
ジャミーンがいればシンシーの潜入網を壊せる?
仮に乃木が、
公安。
別班。
防衛省。
政府。
の関係者の写真をジャミーンへ次々見せたらどうなるでしょうか。
もちろんジャミーンの反応だけで、
「シンシーのスパイ」
と断定することはできません。
和久井の例があるからです。
しかし、
調査対象を絞り込む
ことはできます。
そして調査すれば、
鈴木のようなスパイが見つかる可能性があります。
つまりジャミーンは、
シンシーの潜入ネットワークを破壊するための、
人間版スクリーニング装置
のような役割を果たしてしまうわけです。
シンシーがジャミーンを知れば狙う可能性
では、シンシーがジャミーンの能力を知ったらどうするでしょうか。
考えられるのは、
①確保して利用する
②乃木から引き離す
③監視する
④能力を使わせないようにする
の4つです。
特にシンシー内部でも、
野崎というダブルエージェントを見抜けなかった問題があります。
もしジャミーンの能力を利用できれば、
シンシー自身も、
内部の裏切り者探しに使えます。
つまりジャミーンは、
敵にとっても価値がある人物
なのです。
シンシーがテントを知りたがる理由はジャミーンにつながる?
ただし現時点で、
シンシーがテントの情報を欲しがる直接の理由が、
ジャミーンだとは断定できません。
むしろ本命は、
核融合発電技術
でしょう。
しかし、
テント
↓
ベキ
↓
乃木
↓
柚木
↓
ジャミーン
というつながりは存在します。
テントの人脈を徹底的に洗えば、
いつかジャミーンへたどり着く可能性があります。
そこでシンシーが、
ジャミーンの特殊な能力
まで知る展開は十分ありそうです。
別班員5名をジャマル収容所へ移送したように偽装
第17話後半では、
シンシーが、
ガリル村のジャマル収容所へ別班員5名を移動させたように見せかけている
ことが分かります。
ここもシンシーらしい情報戦です。
日本側に、
「別班員は移送された」
と思わせる。
その情報を信じて救出へ向かえば、
罠にかかる可能性があります。
一方、
シャキ城には約30名ほどが残っている
ことも判明。
つまり、
ジャマル収容所=囮。
シャキ城=本命。
の可能性があります。
ハヤトが出した成功率は37%
そしてハヤトが、
別班員5名の奪還成功率を37%
と判定します。
かなり低い数字です。
相手はシンシー。
しかも偽情報まで使っている。
これだけ条件が悪ければ、
救出作戦が難しいのも当然でしょう。
しかし問題は、その後です。
司令部は、
奪還が困難なら5名を毒殺する
という決定を下します。
これは第17話でもかなり衝撃的な展開です。
なぜ別班員を毒殺する?
別班員5名がシンシーに拘束されたままなら、
情報を抜かれる危険があります。
別班の存在。
指揮系統。
任務。
協力者。
国家機密。
こうした情報がシンシーへ渡れば、日本側にとって致命的です。
そのため、
奪還できないなら口を封じる
という非常に冷酷な判断が出たのでしょう。
ここで野崎の、
「別班の口を破ることはできない」
という言葉と対比されているようにも見えます。
野崎は別班員を信じる。
一方、司令部は、
万が一すら許さない。
この違いも今後の伏線になりそうです。
長野のアドバイスで乃木がノコルへ協力要請
しかし乃木は、
5名を簡単に諦めません。
長野からのアドバイスを受け、
ノコルへ協力を要請
します。
ここは『VIVANT2』の大きな転換点です。
別班だけでは成功率37%。
だから、
別班以外の力を借りる。
その相手が、
かつて敵として追っていた、
テント
でした。
ノコル「テントは全勢力をかけ、兄さんに協力する」
乃木の要請に対してノコルは、
「テントは全勢力をかけ、兄さんに協力する」
と答えます。
この言葉はかなり重要です。
前作では、
別班とテントは対立する存在でした。
しかし第17話で、
別班とテントが初めて本格的に同じ敵へ向かう
構図が生まれます。
敵は、
シンシー。
目的は、
別班員5名の救出。
つまり、
日本の秘密部隊とベキの遺した組織が共闘する
展開です。
「全勢力」が意味するもの
ノコルの、
「全勢力をかける」
という言葉も気になります。
テントは弱体化しているように見えても、
孤児院出身者。
バルカの有力者。
協力者。
海外ネットワーク。
など、まだかなり大きな人脈を持っている可能性があります。
ベキの葬儀に多くの人物が集まったことも、
その証拠かもしれません。
シンシーが葬儀参列者を撮影していたのだとすれば、
テントの本当の力を恐れていた
可能性もあります。
救出成功率37%はひっくり返る?
ハヤトが出した37%という数字は、
あくまで、
別班側だけで救出した場合
の計算だった可能性があります。
そこに、
テント。
ノコル。
バルカの協力者。
が加われば条件が変わります。
つまり、
37%
↓
テント参戦
↓
成功率上昇
という展開が考えられます。
『VIVANT2』では、
AIが算出した数字を、
人間関係や想定外の協力が覆す
というテーマが描かれる可能性もあります。
ジャミーンが救出作戦の「情報漏洩防止」役になる?
ここで再びジャミーンです。
別班とテントが大規模に動けば、
シンシー側のスパイに情報が漏れる危険があります。
すでに公安内部には鈴木が潜入していました。
ならば、
ほかにも内通者がいる可能性があります。
そこでジャミーンを使えば、
参加メンバーや協力者の中から、
危険人物を絞り込める
かもしれません。
ジャミーンは直接戦闘には参加できません。
しかし、
誰を信用していいのか。
誰へ作戦情報を渡していいのか。
を判断するうえで、
非常に重要な役割を果たす可能性があります。
シンシーの狙いはジャミーンというより「ジャミーンが邪魔」
以上を考えると、
第17話時点での答えは、
シンシーの本当の目的がジャミーンというより、ジャミーンがシンシーの計画を壊す存在になる
という方が近そうです。
シンシーが欲しいのは、
核融合技術。
テント情報。
別班情報。
しかし、それらを得るために、
潜入。
偽情報。
スパイ。
を多用しています。
ジャミーンは、
その戦い方自体を無効化しかねません。
だからシンシーがジャミーンの能力を知った瞬間、
「守るべき存在」から「狙われる存在」へ変わる
可能性があります。
ジャミーンがハンや劉を見たら?
今後かなり見てみたいのが、
ジャミーンが、
ハン
劉
の写真を見たときの反応です。
特に劉は、
野崎をダブルエージェントだと見抜いた人物。
しかし、劉自身が本当にシンシーへ忠誠を誓っているのかはまだ分かりません。
もしジャミーンが劉には反応せず、
ハンにだけ強く反応する。
あるいはその逆。
となれば、
シンシー内部の善悪関係が一気に見えてきます。
まとめ|ジャミーンはシンシーの情報戦を崩す鍵?
『VIVANT2』第17話では、
ジャミーンが反応した鈴木を調べた結果、
公安内部のシンシースパイだと判明。
和久井についても、
DVという隠された一面が発覚しました。
つまりジャミーンの、
「人の善悪がわかる」
という能力は、
第17話で実際の捜査に役立つことが証明されたのです。
シンシーの最大の強みは、
スパイ。
潜入。
偽情報。
です。
そのためジャミーンは、
シンシーの戦い方そのものを崩す存在
になり得ます。
ノコルは、
「テントは全勢力をかけ、兄さんに協力する」
と宣言しました。
これによって物語は、
別班+テント VS シンシー
という大きな構図へ移り始めています。
この戦いで必要になるのは、
戦闘力だけではありません。
「誰を信じるか」
も重要です。
その意味で、人間の本質を感じ取るジャミーンが、別班員5名の命を救う隠れた鍵になる可能性もあります。
第17話でここまで具体的にジャミーンの能力を描いた以上、終盤でもう一度大きく使われる可能性は高そうです。
今後は、
シンシーがジャミーンの能力を知るのか。
ジャミーンがハンや劉へどう反応するのか。
テント参戦で37%の奪還成功率がどこまで変わるのか。
この3点に注目です。
▶ VIVANT2ジャミーンの能力とは?人の善悪がわかる理由
▶ VIVANT2別班とテントが共闘?ノコルの「全勢力」の意味を考察
▶ VIVANT2シンシーとは何者?
▶ VIVANT2全伏線まとめ


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